中日新聞に掲載されました。

6月12日に三重県津市で実施した心理相談会の様子が、６月15日の中日新聞に掲載されました。当日は現地のNPO法人の協力を得て、心理相談会に併設して健康相談会、希望者を対象としたシャーガス病検査、フードパントリー、労働相談会も実施し、三重県に住む日系ラテンアメリカ人およそ40人が参加されました。

心理相談には合計8名の方が参加し、子どもの発達の悩みや、落ち込みやいらいらしやすいといった気分の問題、家庭内葛藤について、通訳を交えて相談をされました。

希望者には子どもを抱える父母を対象とした座談会や、外国人保護者向けの発達相談会、無料法律相談所の多言語窓口を紹介し、現地のサポーターにつないで見守りを続けています。

三重県をはじめ東海地方には、日本に住むブラジル人のうち半数以上にのぼる12万人が居住していますが、横断的なサポートを提供するシステムは整備されていません。引き続き現地のサポーターと連携しながら、在留外国人も暮らしやすい街づくりを進めていきます。