2019/08/25
8月25日、神奈川県愛甲郡愛川町にて在日ブラジル人を対象とした医療相談会を行いました。
MEICIS京浜地区には多くの外国人が居住しており、中でも鶴見区はブラジル人が多いという特徴があります。今後、外国人居留者の精神疾患に対する予防的介入を視野に、実地調査を行いました。
本活動は在日ブラジル人の支援を続けている三浦左千夫先生（NPO法人MAIKEN代表）の協力を得て、日本人精神科医師、ブラジル人医師、日ポ両言語対応臨床心理士が参加し地域の在日ブラジル人のメンタルヘルス及び生活習慣について個別に対応しました。
多くの来訪者があり、時間内に心理相談が行えずお帰り頂いた方も複数名いらっしゃったようです。
面談の中で、ブラジル人におけるstigmaの存在や神経症質の方がいらっしゃることを実感し、今後は問診表を用いた気質や精神障害の認知のアンケートの実施を予定しています。
この活動は引き続き定期開催を予定しており、今後に向けて実り多い1日となりました。