2020/02/05
厚労科研での研究は、その成果が広く社会に役立ち厚生労働政策に貢献しうることが求められ、提案するシステムやモデルのfeasibility(実行可能性)についての検討が不可欠です。近年、研究で得られた知見やエビデンス(証拠)を、より現実的かつ効果的に社会に取り入れていくか(社会実装)について、implementation science(実装科学)という学問領域が発展してきています。同領域の本邦における先駆者の1人である、東邦大学医学部社会医学講座衛生学分野 今村晴彦 助教に、「普及と実装科学とは?」と題してご講演をいただきました。ご講演とその後のディスカッションにより、MEICISが検討するべき課題や目指す目標と道筋が明らかになったように思われました。
東邦大学医学部社会医学講座衛生学分野 今村晴彦 助教